exhibition

(C)kiyohide hori


堀清英写真展
「自らに宛てた、99通の手紙」


2007.1.11(木) - 2.20(火)

*会期中の休館日:2月15日(木)





B GALLERY (ビームス ジャパン6F)


東京都新宿区新宿3-32-6
11:00-20:00
TEL 03 5368 7309

http://www.beams.co.jp


「記憶」を象徴する大小さまざまな作品を散りばめたインスタレーション的写真展です。ときに叫び声を抑えながら、ときに完璧な調和を奏でつつ、文学的な光と影の世界をめくるめく映し出す作品群が、堀清英自身の「記憶」のかけらのように空間を満たしてゆきます。それは、今の自分に作用しつづける過去の「記憶」を理解し手放すための作業でもあります。

*本展覧会を記念したTシャツがBEAMS Tより発売されます。




『自らに宛てた、99通の手紙』 堀 清英

ラジオから聞こえてくるある曲をきっかけに、消えかかっていたはずの記憶たちが、わたしに声をかけ始める。休む暇もなく、1つの記憶から1つの記憶へと、つぎつぎに蘇っていく、、、
その晩、、、小包を受け取った夢を見る、中を開けると透明な箱にたくさんの手紙が入っていた。1枚1枚丁寧に読んでいる自分がいる。差出人を見る。自分の名前だった。


堀清英 ホリキヨヒデ

フォトグラファー。
愛知県出身。1991年よりニューヨークの国際写真センター(ICP)にて学び、フリーランスの写真家に。'97年帰 国、個展やグループ展のほか、雑誌・広告・CDなどの撮影を中心に活動する。個展「another experience」(2002)、「experience」(1998)。川原亜矢子「favorite」(講談社)久信田浩之「オン・ザ・ロード、 アゲイン」(水声社)。http://www.kiyohidehori.com




Notes to Self ; 99 Letters KIYOHIDE HORI



堀清英の作品は、現実と非現実の境界線をいとも簡単に越えて、何の違和感もなく、観る者を甘美な幻想の世界の中で戯れさせてくれる。

詩人が言葉だけで、映像や音楽を表現するように、彼もまた写真で、目には見えない物語や音楽を表現する。それは、魔術的な表現力と言ってもいいだろう。

写真の本質的な快楽を愉しむには、現実に捕われることのない自由で豊かな想像力が必要不可欠なのである。

彼は、今までに体感した膨大な写真の知識を自らの瑞々しい感性と類い稀な想像力によって、このような魅惑に満ちた官能的で不条理な世界観として完成させた。

そして、このことを可能にしたのは、彼の写真に対する畏敬に満ちた無限の愛情であることは言うまでもない。

林 文浩


林 文浩
はやしふみひろ
1964年、三重県生まれ。青山学院大学卒。DUNE編集長。座右の銘は、“オリジナリティーの追求と模倣の追放”。最近、念願の歴史小説の執筆と映画のプロデュースをスタートさせた。


Notes to Self ; 99 Letters KIYOHIDE HORI × Bonnie Elliott = BEAMS T

EXHIBITIONを記念して、BEAMS TよりTシャツがリリースされました。


フロントには展覧会のメインフォト、そしてバックには手書きのポエムをデザイン。
ポエムを書き下ろしたのは、詩人でもあるボニー・エリオットです。
写真からイメージを膨らませ、きらめくような言葉を綴ってくれました。
東京の堀清英の写真と、ブルックリンのボニー・エリオットの詩が、宇宙で出会い生まれたTシャツです。

BEAMS Tのサイトでもご覧いただけます。



front


back

plucking a fistful of stars
out of the sky
for you
while stardust stirs
and moonbeams ride
a voodoo wave
where head meets toe
and
to is fro
and
the rhythm is
a sweet welcome
made of nothing
and everything
rhyming overmuch
our secret bliss


          Bonnie Elliott

空から星をひとつかみ/貴方のために/もぎ取り/騒ぎだす星くずや月の光が/ヴードゥーウェーブにのりはじめ/頭なのか/つま先なのか/行ったり来たりが/交じりあう/甘い歓迎のリズムは/無であり/すべてであり/私達の韻が合いまくる/秘密の至福


photograph / kiyohide hori
poem / Bonnie Elliott


Bonnie Elliott
ボニー・エリオット
NYのブルックリンに住む横浜育ちのマルチメディアライター。脚本やエッセイやショートストーリーやブログを書きながら日本の現代文学を翻訳(桐野夏生「残虐記」、いしいしんじ「ぶらんこ乗り」、「電車男」等)。時間さえあれば動く出版ハンターとして日本文学を世界へ羽ばたかせようと戦略を練っている。



デザイン(ポストカード ポスター カッテイングシート)/北澤剛志
 
北澤 剛志
きたざわたけし
グラフィックデザイナー。広告・CDジャケット等のデザインを多数手がける。


主催 B GALLERY(BEAMS JAPAN)

協力 兜x士ゼロックス ART BY XEROX  ニコンカメラ販売


(c) kiyohide hori 2007
→www.kiyohidehori.com