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 清英
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Gleb Derujinsky ...1








HARPERS BAZZAR(1947)



グレッブ・デラジンスキーへのインタヴュー 1


「ブロドヴィッチが私を成長させてくれた。」-Gleb Deujinsky

以下、「DUNE No.16」(1998年 アートデイズ発行)より許可を得て転載しています。



インタヴュー/堀 清英


・・・・・(抜粋)・・・・・
今回のインタヴューは、グレッブ・デラジンスキー。彼の名を知る人は日本ではほとんどいないと思います。1950年代前半より1960年代末までハーパース・バザーでレギュラーのポジションを持っていた写真家です。私はほんの短い間ですが、グレッブの個展用のプリントをした事がありました。彼のネガとイメージを見てつくづく感じたのは、スタンダードを知り尽くした表現者であるという事です。バザーの中に彼のイメージがなくては、他の写真家の奇抜なイメージも共存は不可能な場合も多かったと思います。
・・・・・・・

HORI−ブロドヴィッチ(*1)は素晴しい教育者だったとおっしゃいましたが、その点について。

Gleb-モナコにて、バレエ・ルッソのプログラムに使う写真を頼まれました。結果は史上最低でした。
数日後、ブロドヴィッチにその件で会いに行った時ですが、部屋に入るや否や、彼は定規を取り上げ、テーブルにたたきつけながら「今でも私は、ハーパース・バザーのアート・ディレクターだ!!!さらば家族よ!!!」と言い渡され、私は部屋を出ました。

数週間後、電話があり、他の仕事を頼みたいと言われました。建築家フィリップ・ジョンソンのガラスハウスでの撮影です。その時に限りブロドヴィッチはアシスタントのジャック・ダンバーンを私の所に送り、撮影の前の準備からレイアウトを終えるまでどの様な運びになっているかを一部始終現場を見ながら解説してくれたのです。

レイアウトに限って言うなら、例えば6ページ分の撮影をもらったとします。先ず必要なのは6ページを統一した流れとして維持させる事です。その中で見開き2ページごとに起こりそうな写真の配置、例えば見開きページ左側に写真1点、右に1点、1点対2点、2点対3点、4点対4点、の様に、これらすべてに対処できる様に準備を始め、トリミングされる事を頭に入れたりとか、それら全部をふまえた上で、本番にはカメラと背景の間に被写体となるものを置くだけの状態にしておきます。それ以来、常にバザーのレイアウト用紙を持っていました。

ガラスハウスでの事は、大変貴重な体験となりました。雑誌が売り出された直後、フィリップ・ジョンソンはバザーに手紙を出し、彼が私の家を訪ねに来たという、忘れられない結果となったのです。

ブロドヴィッチはこのような人物です。そして「ブロドヴィッチと仕事をするという事は、レイアウトとエディティングの全てを知る」という事です。

・・・・・・・





Gleb derujinsky(グレッブ・デラジンスキー)
写真家(1925-)





続きはこちら gleb derujinsky 2・・・


*1
Alexey Brodvitch(アレクセイ・ブロドヴィッチ)
アートディレクター(1898-1971)
特にHARPERS BAZZAR誌のアートディレクションで有名。

*2
Philip Johnson(フィリップ・ジョンソン)
建築家(1906-2005)
ガラスハウスは彼の自邸。







01/06/2007
text by kiyohide hori
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