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 清英
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Gleb Derujinsky ...2









HARPERS BAZZAR(1947)



グレッブ・デラジンスキーへのインタヴュー 2


表現していく事、それは内なる自己とのコミュニケーションが出発点。」-Gleb Deujinsky

以下、「DUNE No.16」(1998年 アートデイズ発行)より許可を得て転載しています。



インタヴュー/堀 清英


・・・・・(抜粋)・・・・・
HORI−50年代のバザー・ファッション、デザイン、今で言う歴史的人物を知り、そして出来事を経験して来たあなたから、90年代のファッション写真をどう思いますか。

Gleb−この質問にはフェアーに答えられません。何故なら現在を過去のアクションに対する、リアクションとして見てしまうからです。あなた方だっていきなり過去に引き戻されるのはいやでしょ。もし私が現在この業界に、及び1998年の写真に参加しているとしたら、今の問題、そして、それを批判できることでしょう。参加していない限り正確な分析は正直にいって、できません・・・・・・。
しかしながら(笑)。しかしながら・・・・・。この一線に立っていない、ただよく食べ、よく寝、よく飲むだけの人間に一言、発言権をいただけるなら・・・・・。

HORI−もちろん、どうぞ!!!

Gleb−今の写真に関して言わせていただけるなら、ブロドヴィッチの常々言っていた"SHOCK"、"SHOCKING"、そしてジャーナリスティックインパクト、プラス、オリジナリティーを持った写真をほとんど目にした事がありません。ではオリジナリティーとはなんでしょうか。例えばあなたの回りを見まわして下さい。全員同じですか?答えは"NO"ですね。そう、もうすでにオリジナリティーというのは各人に備わっているものなのです。

オリジナリティーを探し出すのに必死になる事は、見せかけの物しか創り出せません。かつ作品をだいなしにします。オリジナリティーは探すものではなく内から出現させる事なのです。ペンやアヴェドンの様な天才以外の人には容易な事ではありません。今使えるテクニック、テクノロジーを全て使って、目に見たものをフィルムに露光することは誰にでもできます。テクニックに走っても飽きてしまうでしょう。みにくい人々だけ写真に撮っても飽きてしまうでしょう。一度ぐらいならそれも良いのでしょうが。

表現していく事、それは内なる自己とのコミュニケーションが出発点です。内なる自己を出現させる事、それは写真の下にサインやクレジットが必要ないという事です。偉大なペインター達の絵を一目見て誰のものかわかる様に。
『心の中で用意し、決断し、そして望みを持ち、あなたが誰であるかを、いかなる犠牲をはらってでも、フィルムの上に焼き付ける事です。』

ここ数ヶ月レクチャーをしたり、インタビューを受けているのは、私が経験した事をみなさんと分かち合いたいという気持ちではじめました。そして、話を聞いてもらって、その中から、みなさんに何かを取り出してもらい、その取り出したものを発展させていただければ幸いです。
これらのお話を否定的にとることなく理解していただけましたでしょうか。



・・・・・・・





Gleb derujinsky(グレッブ・デラジンスキー)
写真家(1925-)





gleb derujinsky 1 2









02/28/2007
text by kiyohide hori
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